マリオ・ベリーニ
Mario Bellini
マリオ・ベリーニは、ミラノ工科大学で建築を学び後、
1961年から1963年まで、イタリアの大手百貨店チェーンのラ・リナセンテでデザイン部長を務める。
1963年、マルコ・ロマーノと建築事務所を設立。
1973年、スタジオ・ベリーニをミラノに設立。
1963年以降はオリヴェッティの主任デザイン顧問を務め、
- 「ディヴィズマ18/28」計算機」
- 「プラクシス35」タイプライター
- 「プラクシス45」タイプライター
などをデザイン。
1969年から1971年まで、ADI(インダストリアル・デザイン協会)会長を務め、1972年、ニューヨーク近代美術館で開催された「イタリア-新しい家庭風景」展で、「カル・ア・ストラ」と題した可動式ミクロ生活環境を紹介した。これにより、1978年、自動車メーカーのルノーの研究デザイン顧問として任命される。
1970年代、ベリーニはワークショップを編成し、彼の全作品に一貫して存在するテーマ「人間と人口環境の相関関係」の研究を始める。
1986年から1991年までは「ドムス Domus」誌の編集者を務め、一方ではロイヤル・カレッジ・オブ・アート・ロンドンをはじめとする、その他多くの大学の客員教授でもあった。
代表的な作品として、
- B&Bイタリア社の「レ・バンボール」チェア(1972)
- カッシーナ社の「キャプ」チェア(1977)
- ディーター・シエルと共同デザインしたヴィトラ社の「フィギュラ」オフィス用椅子プログラム(1985)
があり、フロス、アルテミデ、エルコの照明、
ヤマハ、ブリオンヴェガのオーディオ機器もデザインしている。
当然評価も高く、コンパッソ・ドーロ賞など数々の賞に輝いている。
